ひとつひとつのオーダーに応える一貫生産
一脚からのオーダーに応えるため、木材の乾燥から仕上げまで自社工場で一貫生産をしています。
ひとつひとつのオーダーに応える一貫生産
一脚からのオーダーに応えるため、木材の乾燥から仕上げまで自社工場で一貫生産をしています。
家具に適した木材にするには、乾燥が大事です。まずは屋外で自然乾燥後、さらに人工乾燥機でしっかり乾燥させます。
One Order, One Story 家具づくりのポイント
地域材・杉の乾燥
自社林をはじめ九州産の杉を用いている「Mother Forest」は、丸太からの一貫生産。製材後、約6ヵ月間自然乾燥させてから、端材を燃料に再利用した人工乾燥機で乾燥させます。
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木取:板から部材の型取りをすることです。まずは、ねじれや割れ、節、虫食いなどを除去して良質の材を選別し、長さや厚さを整えます。そして、型を置いて墨付けします。
集成:木取で吟味した木材を集め、接(つ)ぎ合わせて集成材をつくります。
曲げ:椅子の背などの部材用に、一枚の板を薄くスライスした後に重ねて高周波プレス機で曲げ加工を施します。
One Order, One Story 家具づくりのポイント
木材を余すこと無く活用
木取では、材料をロスなく歩留まりよく行うことが大切ですが、どうしても生じてしまう端材も集成材にして活用。曲げも、木材を有効に使うための加工です。
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様々な機械を駆使して、部品毎に切削、切断、穿孔を行います。コンピュータ制御によって正確で安全な加工が可能となっていますが、全自動ではなく、機械と人の手とのコラボレーションでもあります。
One Order, One Story 家具づくりのポイント
面取り加工
材の面取り(角を削ること)は、手触りとデザインと価格を左右する大切な加工のひとつ。手に優しく、モダンな雰囲気で、手間がかかりすぎない絶妙な丸みです。
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サンダー機器を用いて、表面を滑らかに研磨します。
One Order, One Story 家具づくりのポイント
毎日触れる家具だから
とても感覚的な作業です。加工した面形状を維持しながら、均一に磨いていかねばなりません。家具は毎日触れるもの、この意識をもって必ず手で確認しながら仕上げていきます。
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加工された部材を組み上げていきます。家具の強度を決める重要な工程なので、歪みなど生じないよう細心の注意を払って行います。
One Order, One Story 家具づくりのポイント
接合部はミリ単位以下で調整
接合部の密着度を出すため、ダボ孔の調整などはミリ単位以下で調整。強度の必要な部分には、スーパーダボを使用します。
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木部を塗装で仕上げます。塗装の目的は、美観と防汚に加え、木材の狂いや劣化、腐食などの防止もあります。使う場所や用途、好みに合わせられるよう、ウレタン塗装とオイルフィニッシュが選べます。
One Order, One Story 家具づくりのポイント
一脚からオーダー可能
ウレタン塗装は木材の表面に塗膜をしっかりつくる塗装。オイルフィニッシュは、オイルを染みこませて木材を守る塗装。同じデザインでもどちらの塗装も選べ、樹種によっては色も選べます。
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張り地は、布や皮革・合皮など、質感やカラーもバリエーション豊かに用意しており、注文に合わせてその都度、裁断・縫製しています。
One Order, One Story 家具づくりのポイント
張り地の特性に合わせる工夫と技術
同じ製品でも張り地によって、型を使い分けています。張り地によって伸縮性などが違うからです。どの張り地でも、同じ張り具合に美しく仕上げるための工夫です。縫製もしかり。特徴が違う張り地も同様に仕上がるよう、熟練の技術が必要です。
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座面の張りは、内部に様々な硬さのウレタン、化繊綿、フェザー、布バネ、コイルスプリングなどを用いて行っています。それらの材料の組み合わせで、快適な座り心地を実現しています。
One Order, One Story 家具づくりのポイント
手仕事でひとつひとつ
張り込みの作業は、人の手仕事でしかできません。ピンとシャープな表情を出したり、ふっくらやわらかく仕上げたり、職人の熟練の技のたまものです。
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「納品までが家具づくり」。この意識を持って製品を梱包し、出荷しています。待っていてくださるお客さまのために。